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zoom RSS ヘビが出た!!

<<   作成日時 : 2011/07/12 05:01   >>

驚いた ブログ気持玉 9 / トラックバック 0 / コメント 4

先日、レッスンが終わって一服していると珍しく3階にいる妻から携帯電話がかかってきた。

○ミがいるのよー!、何とかしてよー!、イヤーッ!、ヒーッ!、もう激しく取り乱してて何を言ってるのか?全く分からない。

ちょっと落ち着けよ!、一体どうした?、ギャーッ!、とにかくスグに上がって来てよ!。

随分前に、コウモリが窓から入って来た時もこんな感じだったな?。
また何か出たか?あんなに騒いでるところみると、妻の大嫌いな毛虫でも出たか?。

とりあえず落ち着いて一服を済ませ、3階に上がった。

コラーッ!、早く出て行けー!、こっち来るなー!。

妻が手にホウキを持って、何かに向かって大声で叫んでいる。

何があったんだ?。

あそこにヘビがいるのよ!、こんな大きなヘビがぁー!。

ヘビ??、何でヘビが3階に?。

知らないわよ!、TV観てたら流しの方で何か物音がするから見てみたら、流し台に1mぐらいのヘビがぶら下がってて、こっち見てて、目が合っちゃったのよー!。

1mのヘビ??。

そんなデカいヘビがどうやってココに?。
こっちが聞きたいわよ!、きっと戸井伝って窓から入って来たんだわ!。

でもココ3階やで?。

ちょっと信じ難かったが、いるって言うんならきっといるんだろう。
しかし、1mはナンボなんでもちょっと大袈裟やろ?。

そんで、今どこにいるの?。

あのワゴンの後ろに隠れてるのよ。

どうやら、私が来る前に妻はヘビと少々格闘したようで、部屋中のモノという物がいつもに増して散在している。

早く何とかして追い払ってよ!。

よし分かった!、とりあえずワゴンをどけてみよう。

私は何の考えもなしに、後ろにヘビがいるというワゴン(車輪付き)をどけてみた。

すると妻の言う通り、1m以上はあろうか?と思われる大蛇が音も立てず、もの凄いスピードで私の前を横切って今度は食器棚の隙間へと入り込んで行った。

あまりの衝撃に、身動きひとつとれなかった。

藪や林の中でヘビを見たとしても普通にビックリする程度だと思うが、自分の生活空間の中であんな大きなヘビを見たらもうこれは立派な超常現象である。

わずか数センチの食器棚と壁の隙間を懐中電灯で照らして見ると、ヘビは縦にトグロを巻いた状態でピッタリ収まっていて、ピクリとも動こうとする気配がない。

見たところ、色は薄い茶色でシマヘビっぽい。

別に毒蛇じゃないんだから、これぐらい素手でつかめるやろ?。
そう確信したわけでも何でもないが、また何の考えも無しに、とりあえず棒でヘビを突付いてみた。

するとトグロを巻いたままの状態で、食器棚の隙間から様子を伺うように頭をヌーっと出して来た。
あんな太い胴体してるくせに、頭は人差し指ぐらいしかない。

口の先からチョロチョロ舌を出しながらトボケた顔してババババーンって感じで、一瞬コイツ結構可愛いじゃない?と思ったのも束の間、もの凄いスピードで今度は私を振り切る形で姿を消し去った。
突進して来るヘビに私は怯んでしまい、またもや身動きひとつ取れなかった。

しばらくの間、恐る恐る周りを探してみたがいない。
もうどこに隠れたのか?分からなくなってしまった。

大失敗した!。
せっかく上手い具合に食器棚の隙間に追い詰めていたのに、完全に見失ってしまった。

もう素手でつかめるかも?なんて大それた考えは微塵も残ってなかった。

居場所が特定出来ないなら大掛かりな捜索になる。
家具の移動やら、逃走経路を想定しての追い込み作戦を練らなきゃならない。
とりあえず、ヘビが違う部屋へ移動出来ないように全てのドアと窓を閉めて、夕食を先に食べることにした。

食べている間も、背後からヘビが襲ってきたらどうしよう?とか、今ココ横切ったら捕まえられるのか?、とか、ヘビのことが気になって気が気じゃなかった。

夕食が終わると妻が、私はこれから友達とウォーキングの約束してるから出かけますけど、帰って来るまでには何とかしておいて下さいよね!、あんなのがいたんじゃもうココで生活できませんから!、と言って出て行ってしまった。

エーッ!、オレ一人でかよ?。
一人で何とか出来る気が全くしなかった。

どうしたものか?考えていると急にウンチがしたくなった。
そういえば今日はまだしてなかったな?。

いつもウンチは必ず1階でしている。
なぜなら、このビルは古く、トイレがウォシュレットじゃない。
以前ブログでも掲載したが、私はすぐ痔になるので1階のトイレには、”トイレに流せるお尻ふき”を常備しているのだ。

1階に降りると、息子と息子のバンド仲間が3人いた。

一応訊いてみた。
誰かヘビを素手でつかめるヤツいる?。

一人が、”多分大丈夫だと思います”って答えたので事情を説明し、ヘビ退治を皆に手伝ってもらうことにした。
いやー良かった、助かった!。

トイレから出ると誰もいなくなっていた。
不安になって息子の携帯に電話すると、ジャパンに買い物に出てると言う。
じゃ、帰ってきたらすぐに3階に来てくれよと頼む。

一足先に3階へ上がった。

水を汲もうと水道の蛇口を捻ろうとしたその瞬間、カサカサッと右側で物音がした。

振り向くと、ヘビが流し台を登って私のすぐ横を通り過ぎ、ガスコンロの後ろ側へ隠れた。
またしても恐怖で身体がかたまって動けなかった。

はっきり言って、余程の臨戦態勢で待ち構えていない限り、イキナリ出て来る敵になす術などない。
ゲリラがいかに怖いか?、人間の生活がいかに無防備か?よく分かった気がする。

息子に電話して、ヘビが出たからスグに帰って来いと伝えた。

とりあえず、”ヘビを素手でつかめる”と言ってたヤツに、捕まえたらコレに包んでくれとバスタオルを渡し、他の者にはヘビを取り逃がしたら、絶対に見失わないようよく見張っておくよう命じた。

ヘビが後ろに隠れているガスコンロを30cmほどゆっくり前へ移動した。

ガサガサッと音がして、コンロの下に潜り込んでしまった。

ふぅーっ、ちょっと一息ついてから、ヘビをしっかり捕まえてくれよ!と念を押してから、コンロを勢いよくひっくり返して立てた。

せーのぉー!、うん?、アレッ?、ヘビは?、消えてどこにもいない!、またしても逃げられたか?、一体何処へ?。

うん?まさか?、でも・・・いや、やっぱり?、こっ、これはー!!。

よく見ると、ヘビがガスコンロの裏側の隅っこに小さく丸まってへばり着いているじゃないかぁー!!!。

例のごとく頭は隠れていて、ピクリとも動く気配がない、まるで蜂の巣のようだ。

よし、じゃあこのヘビをオレが棒で突付き落とすからしかっり捕まえてくれよ!”ヘビを素手でつかめる”と豪語した息子の友人に念を押してから棒でカリカリとなじってみた。

息子の友人は、”頭はどこですか?頭が出てないと、頭、頭・・・”やけに動揺して弱気になってる様子だったが、もう遅い!、戦闘は始まってしまったのである。

中々ヘビがコンロから外れない。

更に強く突付いてみると、シュルシュルシュルと不気味な音を立て、コンロの底面を素早く移動して、今度は真ん中のグリルの中に入り込んでしまった。

これは全く予想外の展開だった。

何の役にも立たなかった息子の友達は、少しほっとした様子で、”やっぱり頭からつかめないと厳しいっすよ”と言いやがった。

じゃ、グリルを開けて追い出すから、今度こそ頼むぞ!。

コンロを元通りに寝かせ、グリルの取っ手を持って勢いよく引っ張った。

ウォリャー!!、メシッ!、ガツッ!、ン?、アレッ?・・・中で何かに引っ掛かってグリルが開かない。
ガシャガシャ何度も引っ張ってみるが、2cmぐらいしか開かない。
こりゃダメだな?。

うーん、困った!。
ここからヘビを追い出すことは無理っぽい。

しかし、よく考えてみればグリルの中にいるってことは、檻の中に閉じ込めたも同然である。
災い転じて福と成す!(これ前も言ったな?)、捕まえて追い出すつもりが、捕まえずに追い込んだのだ。

よし!、このコンロごと取り外して外に出してしまおう!。

ゴム管を外し、息子と二人でコンロを1階の表にある自動販売機の横まで運んだ。
フゥーッ!、これで結果部屋からヘビを排除することが出来た。
皆、ありがとう!助かったよ!、もうエエよ!。

しかしこの後どうしたものか?。
このまま朝まで放置していればヘビもいなくなってるだろうが、近場に逃げればまたやってくる危険性がある。

ここで何としてでも息の根を止めておいたほうが良いのだろうか?
そもそもこのコンロ、このまま粗大ゴミとして捨ててしまって良いのか?。

しばらく考えが決まらず、ボーっと佇んだ。

まぁ命だけは助けてやろう!、だがここまでオレを手こずらしたお礼はタップリとさせてもらう。
2度とお前が3階へ入って来れないようヤキは十分に入れさせてもらうぜっ!。

畜生相手に、何だか訳の分からない結論を出し、悪党顔で思いっきりコンロを蹴り飛ばし、木刀で叩きまくった。
通りすがりの人が見たら、コンロに怒ってる狂人としか思えなかっただろう?。

叩き疲れて、一服していたらまた考えが変わった。
やっぱり今、コンロから追い出しておこう!。

もう1度グリルを開けようと試みたが、やっぱり無理だった。
もし、中でヘビが引っ掛かって開かないのだとしたら?、とっくに死んでいるはず。
それぐらい激しく取っ手を何度何度も引っ張った。

コンロからは物音ひとつしない。
ホンマにこの中にヘビおるんかい?。

少し不安になってコンロをひっくり返し、隅々までよく調べてみた。
やっぱりどこにも見当たらない、ってことはグリルの中か?。

息子達が様子を伺いに戻って来たので、どうしたものか?と尋ねたら、アレッ、ココにおるやん?って言ってコンロの一部を息子が指差した。

エエーッ!!、何処よ?何処?。

息子が指差したのは、グリルの底から結構離れた隅のほうだった。

よく見るとヘビの胴体の一部(4cm角ぐらいの大きさ)が機械の隙間からはみ出して見えている。
一体どんな体勢でへばり付いているのか?、頭は?、その他の部分は?、グリルの中にいたんじゃなかったのか?、よく分からなかった。

よし、とりあえずお前はこの部分をそこの棒で突付いてみてくれ、本体が出て来たらオレはガソリンスタンド側へ追いやるから。

息子が突付くと、コンロの下から様子を伺うようにヘビが頭を出した。

一旦頭を引っ込めた後、シュルシュルという音と同時に身体全体が出てきた。

ヘビ使いが笛を拭いて、ツボの中からヘビが真っ直ぐに顔を出すってのを映画等でよく見かけるが、ヘビは立つことが出来るのだ。

そう、全身を現したヘビは、威嚇するように我々のほうを向いて立った。
そこにいた全員がまた怯んでしまった。

オレのほうに来るなよ!!、動揺した息子の友達の一人が大声で叫んだ!。

するとヘビはくるりと向きを変え、S字状に地面を這って家のビルとガソリンスタンドの隙間へと消えていった。

人間は本当に弱い動物だ。
1対1で、もし素手で戦ったらドブ鼠とほぼ互角らしい。

だとしたら、1mのヘビになんか勝てるわけないやん!!。
身動きひとつ出来なかったあの恐怖感は、もしかしたら原始本能から沸き起こる恐怖やったんかも?。

当然、対峙中は写メなど撮る余裕は全くなかった。

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Naoki

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
蛇が家の中にいるなんて想像ができない!
ただ我が家も金曜日に出かけて日曜日に帰ってきたら2階の寝室の入り口にゲジゲジ?ヤスデ?とにかく死んでて。。。
最初誰かのいたずらでおもちゃかと思った。。。
るっちぃ
2011/08/07 21:12
僕的には超常現象として捉えています。
そのほうが面白いから!。

なおき
Naoki
2011/08/08 03:12
めちゃくちゃ面白かったです。
ぶどり
2012/05/19 00:50
うちも今日蛇でました。すぐ姿消しちゃったけど黒っぽかった。青大将かな。生活空間に蛇って心臓に悪いです。
くるみ
2014/08/10 20:57

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